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2013年09月30日

多摩国体の環境活動

多摩国体でエコ活用!
多摩産材で環境配慮!



スポーツ祭東京2013では9月28日の開会式を皮切りに、多摩全域で始まった競技に伴い、環境配慮の取り組みが、大会後も継続して引き継がれていくことを目指して、様々行われている。

その一つが、紙コップなど使い捨てることによりゴミになるものを極力無くし、リユースできる食器を使って飲料等を提供する試みだ。これはリユース食器ネットワークのメンバーでNPO系で唯一国体協賛団体である東京ひなげしが東京都や八王子市と協働して動いているもの。多摩地域各所で実施予定。
八王子会場では、市民球場等のブースに出ており、ニ酸化炭素を減らし、環境にやさしいライフスタイルを普及する活動を進めている。実際に会場では、若い世 代ほどエコに関心をもち、率先して協力してくれており、試用に使った1500個のリユースカップは瞬く間になくなった。その後、紙カップに切り替えた途端、ゴミ箱は紙 カップの山となってしまった。ゴミ回収に使われる費用では、大切な税金が多く使われている。リユース活用による人件費や資材費などの削減で、効果が 大きいことを目の当たりにした。

リユース食器の回収所風景
リユース


もう一つは、各会場の花のプランターの台などに使用されているスギ材。
多摩地域には全体面積の約3割を占める森林が広がっており、その多くは戦後人工的に植えられたスギなどの林だ。この森林を豊かにし保全するために、今大会では積極的に多摩産材が使われている。

味の素スタジアム周辺で撮影:プランター台に使われている多摩産材
多摩産材活用

この多摩国体をきっかけに、2020年東京五輪に向けて、エコスタイルを根付かせると同時に、森林の循環再生等、循環社会の促進が求められている。
                                                   (田邊 明久)



  • Posted by アキーム at 10:08│Comments(0)イベント情報
     
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